黄昏のシンセミアの作品紹介・感想

 

 

■どんな作品■

「誰かを残して往く気持ちというのは、一体どういうものなのだろう」がコンセプト。子供の頃住んでいた田舎に久しぶりに帰郷した主人公が、そこで昔馴染みたちと再会し暮らしていく中で、山の中で熊のような化け物と出会い、そこからその村で言い伝えられている謎をついて探求していく伝奇物作品。

フローチャート方式を採用しており、クリアしたシナリオに好きにワープできるので、選択などでいちいちセーブをする必要がなく便利です。

 

シナリオ構成は、各ルートをクリアすると謎がどんどん明らかになっていく感じがあり、最後にグランドルートで完結します。

また、近親相姦要素のある作品で、メインヒロインが妹というなかなか珍しい作品です。あとヒロインは4人ですが、サブキャラの女の子のルートも翔子の母以外はあるので、結構ルートは多いですが、サブキャラのルートはまああまり期待しないほうがいいかなという感じです。

 

 

■オンライン認証■

おそらく製品版のみですが、オンライン認証が必要なゲームです。製品版を買うとオンライン認証するためのパスワードがついていますが、オンライン認証自体の期限が切れているため、そのパスワードは使えません。

オンライン認証するには、オンライン認証パッチが公式サイトのこちらで配布されているので、ゲームをインストールしたあとに「アクティベーション解除パッチ」というのをダウンロードしてパッチを当ててください。

 

 

 

■こんなところが高評価■

全体的にまあまあ高評価な作品ですね。まず、ゲームの雰囲気がとてもよく、田舎感や伝記物感がよく出ており、BGMも世界観のよくあった感じです。

シナリオの評価もそこそこ高く、よくまとまっているなどの声が多く、伏線もうまく回収されています。

 

あと、妹ゲーとしても評価も高いです。メインヒロインが妹で更に、いとこの妹も出てくるので、妹要素は結構強いかも。まあでも、メインヒロインのさくやの方は、よくある妹ゲーみたいな感じの妹キャラではなく、兄思いのちょっとサバサバ系という感じで人気がとても高いです。

 

 

■こんなところがダメ■

特にはありませんが、近親相姦に抵抗がある方は避けたほうがいいかも。

 

 

■Hシーンに関して■

Hシーンに関しては、メインヒロインが3回前後です。サブキャラも一応全員あります。

 

 

■ファンディスクについて■

ファンディスクに「黄昏の先にのぼる明日 -あっぷりけFanDisc-」があります。こちらは、「コンチェルトノート」「見上げた空におちていく」「黄昏のシンセミア」の合同ファンディスクになります。

評価はイマイチなので、まあ気が向いたらプレイしてみてどうでしょうという感じです。

 

 

■おすすめ攻略順■

おすすめ攻略順は、グランドルートが「さくやルート」の個別の続きになるので、「さくやルート」を最後にプレイして、グランドやるといいと思います。

あとのヒロインは、好きな順でいいです。

 

 

 

■管理人の一言■

正直なんて書こうか迷っていますが、少し不思議な感じのする作品でしたね。まず、プレイする前の情報があまりなかったので、メインヒロインが妹ということを知らずにプレイしており、純愛モノの近親相姦ということで、なんか不思議な感じでした。

全体終わってみればいい作品だったなという感じでしたが、特に個別ルートの序盤なんかは退屈なシーンが目立ちました。まあ雰囲気がとてもいい作品だったので、プレイするのが苦痛ではなかったですが、ちょっと物足りないさを感じました。あと、サブキャラのルートはいらなかったかな。

まあでもラストの方はなかなか心に染み渡る感じで、良かったと思います。あと、伝奇物としては、山童が出てくるシーンはちょっと怖い感じもありますが、まあ大したことはないので、そのあたりは気にしなくていいレベルかと。

 

また、血なまぐさいシーンも多少ありますが、まあほとんどがテキストでの表現なのでこちらもあまり気にしないでいいレベルかと思います。

気になる方は体験版をやってみるといいと思います。騒がしくなるシーン以外はだいたい落ち着いた感じなので、ゲームの雰囲気はある程度確認できると思います。

 

ちなみに、萌えゲーアワード2010大賞金賞作品で、PSPにも移植されています。

 

 

 

■ダウンロードできるところ■

DMM.com【独占販売】

 

 


※ダウンロードサイトでは、体験版のダウンロードや、サンプル画像やレビューなども見ることができます。(リンクは商品紹介ページにリンクしています)

 

■新品中古在庫・価格検索■

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作品紹介

Posted by nabe