あの晴れわたる空より高くの作品紹介

2023年3月31日

■どんな作品■

仲間たちと力を合わせてロケットを飛ばす青春部活もの。

主人公は廃部寸前の弱小ロケット部「ビャッコ」に入部して、強豪ロケット部「ARC」と対立しながら、仲間たちを力を合わせてロケットを作って、飛ばしていく作品です。

「ビャッコ」の存続や、大会で優勝を目指すために仲間との葛藤や恋愛、成長物語が描かれており、シナリオは共通、個別、グランドルートがあるタイプとなっており、かなり青春モノの王道的な感じの作品となっています。

ちなみに、2014年の萌えゲーアワード準大賞とシナリオ賞受賞に輝いています。

■こんなところが高評価■

青春ものとしてのシナリオの評価がかなり高く、よく作りこまれているや、ロケットという少し難しい題材ながら、素人でもわかるようにうまく解説などもされており、そのあたりの評価も高く、感動して泣けるという声もあります。

あと、主人公がバカだけど熱いところがカッコイイという声も多いので、そんな主人公が好きな方におすすめだと思います。

演出の評価も高く、ロケットを打ち上げるシーンが緊張感が良いなどが評価されています。

■こんなところがダメ■

専門知識ゆえのとっつきにくさです。ロケットを題材としている作品なので、ロケットに興味が持てなければキツいという意見もちらほらあります。

■Hシーンに関して■

Hシーンに関しては、全部で20回ほどで、ヒロインひとりあたりが5回ぐらいあるので、シナリオゲーにしては結構多めとなっています。

■管理人の一言■

私にとってはちょうどダメな部分が弊害となった作品でした。

体験版しかプレイしていないのですが、体験版は体験版1と体験版2があり、6時間ぐらい遊べるので結構長いのですが、体験版1をやっていた時は、結構コメディタッチで笑える要素もあるけど決めるときは決めるみたいな感じで、結構おもしろいなあと思っていたのですが、体験版2になるとロケットの専門的な知識も多くなってきて、正直眠くなったり、もういいやという感じになってしまいました。

ですので、ロケットに興味がわかなければ退屈な作品となるかもしれません。

それでも、2014年を代表するぐらい評価の高い作品ですので、気になる方はとりあえず体験版やってみるといいと思います。

王道青春ものが好きな方ならかなり楽しめるんじゃないでしょうか。ちなみに私は王道作品もあまり得意じゃないので、そのあたりも合わなかったのかもしれないですね。