月に寄りそう乙女の作法の作品紹介・感想
■どんな作品■
日本の財界を代表する「華麗なる一族」大蔵家の末端に、望まれぬ子として生まれた主人公「大蔵遊星」が、一度は崩れ去った夢「デザイナー」になることを諦めきれず、主人公の憧れるデザイナー「ジャン・ポール・スタンレー」が、日本に服飾の学校を開校するということでその学園に行きたかったがその学園は女子校だった。
そのため、妹の知り合いの「桜小路ルナ」のメイドになればその学校に通えると知り、主人公は正体を隠すべく女装をして「小倉朝日」となって桜小路家のメイドとなり、夢を追いかけながらメイドとして働く純愛ストーリー。
今となってはひとつにジャンルとして確立されつつある、主人公が女装して潜入するという女装もの作品です。ゲーム進行は、選択肢次第で展開が変わり各個別ルートに入るオーソドックスなタイプです。
ちなみに、萌えゲーアワード2013 大賞受賞作品です。
■こんなところが高評価■
この作品の魅力といえば、主従関係だと思います。主人公と「桜小路ルナ」との関係がとても素晴らしい、というかルナ様が素晴らしい作品です。あと、主人公も人気ですね。ヒロインの誰よりも可愛いという声もちらほらあります。
シナリオの評価もそこそこ高いですが、それよりもこの作品の醸し出している雰囲気を楽しむ作品だと思います。キャラとの掛け合いの雰囲気の良さやキャラ達の優しさ、女装がバレないかのドキドキ感など、どこかほっこりできるような作品だと思います。
■こんなところがダメ■
明らかにルートによって出来の差があると感じました。ルナルートに力を入れている感は明白ですね。これはルートだけのことじゃなくて、主人公がルナの専属メイドなので、ほかのヒロインのサブキャラ感が強い感じがしました。
その分ルナルートは楽しめましたが、瑞穂と湊ルートはちょっと微妙でしたね。なので、ガッツリシナリオゲー楽しみたいという方には少々物足りないような気がします。
■Hシーンに関して■
Hシーンに関しては、メインヒロインが3回前後です。サブキャラは、特にないです。ハプニング的なものがちょっとあるぐらいです。
■続編について■
続編に、「乙女理論とその周辺」と「月に寄りそう乙女の作法2」があります。「乙女理論とその周辺」は、本編では攻略できなかった「りそな」がメインヒロインのストーリーです。ストーリーは、本編のバッドエンドの続きのストーリーになるので本作のプレイは必須です。
「月に寄りそう乙女の作法2」は、本作の少し未来のストーリーです。前作のプレイは推奨ですので、できれば両作ともプレイしておきましょう。
■おすすめ攻略順■
おすすめ攻略順は、特にないので好きなヒロインからプレイして問題ないですが、「ルナ」ルートが一応メインルート的な感じなので、「ルナ」ルートを最後にプレイすると一番しっくり終われると思います。
あとはお好きにどうぞ。
■管理人の一言■
率直な感想としては、ほんといい作品でした、という感じです。自分は「瑞穂」、「湊」、「ユーシェ」、「ルナ」の順でプレイしたのでとてもいい気持ちで終われました。
ユーシェ、特にルナルートでは、ルナと主人公の関係が素晴らしすぎて結構泣けたし面白かったです。
ただ、正直途中までは微妙だなと思ったのも事実です。別にひどいとかいうレベルではないですが、共通ルートやっているときや、瑞穂や湊ルートやってる時は、評価されているほでではないなという感じは否めなかったのも事実です。
まあそれでも続編やりたいと思えるぐらいは楽しかったので、そのうち続きもやってみたいですね。
女装ものですがとてもプレイしやすい作品だと思うので、エロゲ初心者さんにもとてもおすすめだと思います。
■ダウンロードできるところ■
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