G線上の魔王の作品紹介・感想
■どんな作品■
勇者と魔王の命をかけた戦いを描いた純愛ストーリー作品。クラシック音楽が好きな主人公は、学園に通いながら養父のビジネスを手伝い、その頭の良さから有名企業のブレインとしての裏の顔を持っていた。
そんな日々を送る中、ある日転校生がやってきて、その少女は自分は勇者だという。主人公はおかしな奴が転校してきたという感じで、少し距離を置いていたが、主人公と勇者と名乗る少女はとある事件に巻き込まれる。
そして、勇者と名乗る少女はこの事件は魔王の仕業だと言う。そう彼女は魔王を捕まえるためこの街にやってきたのだ。魔王の正体はいったい誰なのか。勇者と魔王の命をかけた戦いは始まっていく・・・みたいな感じの作品です。
シナリオ構成は章構成になっており、全5章から構成されています。基本的に一本道の勇者と魔王のストーリーがあり、選択肢次第で個別ルートに入る感じです。結構シリアスな要素が強い作品ですが、コメディ要素もあり、パロディ要素も結構あるので笑える要素も結構高いです。
間違っても魔王が誰かなんてネタバレは絶対見ないようにしましょう。
■こんなところが高評価■
シナリオは「るーすぼーい」氏が担当しており、シナリオの評価が圧倒的に高く、ラストはすごく泣けるなどの声が多いですね。あとは、BGMの評価も高く、BGMはほとんどがクラシックのアレンジになっています。
あと主人公がかっこいいという声も多いですね。まあ平たく言えば王道系ヒーローと言う感じではないですが、まあとにかくかっこよかったです。個人的には今までプレイしたエロゲで1、2を争うぐらいかっこよかったかも。
■こんなところがダメ■
特にはないのですが、製品版だとディスクレスでプレイできないところですかね。まあゲームの出来とは関係ないですが、ゲーム起動時に毎回ディスクチェックがあるので少々面倒です。そのせいかはわかりませんが、2008年の作品ながら中古価格が全然下がんないですね。
あと悪いところかはわかりませんが、立ち絵のあるキャラが少ないと感じました。この辺は、良いのか悪いのかはちょっとわかりませんが、5人ぐらいはなんでこのキャラの立ち絵ないんだろうと思ってしまいました。
堀部とか、バスケ部のやつとか、のりこ先生とか、水羽の父とか、立ち絵あっても良かった気がします。堀部とか結構いい味出してたし、水羽の父の声優さんはまさかのコナンに出てくる「阿笠博士」と同じの声優さんだったしね。
■Hシーンに関して■
Hシーンに関しては、ヒロインひとりあたり3回前後です。
■管理人の一言■
「あかべぇそふとつぅ」の大ヒット作品なのでプレイしている方も多いでしょうが、ヒットしているだけの理由がある作品でした。
5章からラストにかけてあたりはかなり面白かったし、結構泣いてしまいました。主人公カッコよすぎたし、思いのほか純愛過ぎて切なくなっちゃいました。かなり面白かったのでシリアス系の作品嫌いじゃなければ、とりあえず体験版だけでもやってみてはどうでしょう。
作品の雰囲気は、「デスノート」とかに結構近いかも。「キラ」VS「エル」が「魔王」VS「ハル」みたいな感じで、頭脳戦も多いのでそんな感じがしたのと、ハッとさせられる展開も多かったですね。
ちなみに余談ですが、初回重量版買うと少年ジャンプぐらい分厚い「車輪」とかの原画集が付いてるので結構重いです。
■ダウンロードできるところ■
※ダウンロードサイトでは、体験版のダウンロードや、サンプル画像やレビューなども見ることができます。(リンクは商品紹介ページにリンクしています)
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