七つのふしぎの終わるときの作品紹介・感想
■どんな作品■
タイトルだけだと、学校の七不思議みたいな感じをイメージするかもしれないけど、基本的にはそういう怪談話ではなく、いろんな謎が明らかになっていく推理モノという感じの作品。
主人公は明治時代に創立された、伝統などが今も残っている「時ノ台学園」に通うごく普通の学生ですが、彼には人には言えない秘密があり、時間をコントロールすることができる時計を持っていました。
主人公は、その時計と学園の七不思議の謎を明らかのするため、学園内を散策していくのだが、その中で目的を共有するものや対立するもの達と出会い、力を合わせたり対峙しながら、さまざま謎が明らかになっていきます。
シナリオは一本道ではありませんが、グランドルートがあり、全ルートクリアしないと謎は解けないので、そう言う意味では一本のつながりのあるシナリオ構成になっています。
■こんなところが高評価■
CGや演出やゲームの雰囲気の良さなどの評価が高い作品で、背景などはかなり綺麗で評価が高いです。あと主題歌の評価も高く、個人的にも結構好きな主題歌です。
シナリオはまあまあな評価ですが、すごく良くもないけど悪くもないという感じです。あまり期待しないのと、細かいこと気にならなければそこそこ楽しめるレベルかと思います。
■こんなところがダメ■
まあ、シナリオの出来の物足りなさですかね。七不思議自体がわかりづらいことが結構多いので、その辺のなあなあ感が多少出ている感じがします。ちゃんと理解してやらないとついていけない感があるかも。
■Hシーンに関して■
Hシーンに関しては、ヒロインひとりあたり3回前後だったと思いますが、記憶が曖昧なのであまり自信はないです。Hシーンはヒロインのみだったと思います。サブキャラなどはないです。
■セット版について■
「七つのふしぎの終わる時」を含めた、etude作品4タイトルが入った「etude 10th anniversary collector’s edition」が発売されています。
■管理人の一言■
この作品は個人的にはキングオブ雰囲気ゲーという称号を上げたいぐらい、ゲームの雰囲気が良かった作品です。古い洋館風な校舎や、ノスタルジックな世界観、それにあった落ち着いた感じのBGMと、ゲームの雰囲気は今までプレイしたエロゲの中でも一番良かったですね。
それゆえにシナリオは惜しかったですね。名作にはなれなかった良作、いやまあまあ良作という感じで、いまいち盛り上がりに欠けるという感じでした。
ですが、あまり期待しなければシナリオ重視の作品としては、そこそこ楽しめるかと思います。中古価格の1,000円前後ぐらいまで安くなっているので、安い作品をお探しの方にはまあまあおすすめかと思います。
■ダウンロードできるところ■
・DMM.com【独占販売】
・「etude 10th anniversary collector’s edition」はこちら
※ダウンロードサイトでは、体験版のダウンロードや、サンプル画像やレビューなども見ることができます。(リンクは商品紹介ページにリンクしています)
■新品中古在庫・価格検索■
・七つのふしぎの終わるとき | PCソフト | 通販ショップの駿河屋
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