穢翼のユースティアの作品紹介・感想

2023年4月4日

■どんな作品■

いまいち公式サイトなどを見ても、ダーク系のファンタジーものかなという感じで、どんな作品か分かりづらいこの「穢翼のユースティア」ですが、ネタバレしない程度に説明すると、「ノーヴァス・アイテル」という空に浮かんでいる世界が舞台で、そこには、上層、下層、牢獄という3つの生活区域に分かれており、その名の通りそれぞれの生活レベルも分かれていました。

中でも「牢獄」では、日々の生活もままならない人もいるぐらいすさんでおり、もともと下層で暮らしていた主人公も、幼い頃に受けた、大崩落「グラン・フォルテ」をきっかけに牢獄の住民になることに。

日々も立ち、何でも屋の仕事をしている主人公は、牢獄でそれなりに暮らしていましたが、ある仕事の最中に、ひとりの少女「ティア」と出会うことに。ただ彼女は、最近流行っていた背中に羽が生える「羽化病」と呼ばれる病にかかっていました。

そして、彼女の引き取ることになるのだが・・・みたいな感じです。

理不尽な世界で、それぞれのキャラがどう生きるのか、みたいなことが描かれている作品です。シナリオは、一本道に近い感じで、様々な謎がだんだん溶けていく感じもあるので、ネタバレは絶対に見ないようにしましょう。

■こんなところが高評価■

シナリオやCG、世界観にあった音楽や演出など、全体的高評価です。シナリオはシリアス系のシナリオで、緊迫するようなシーンも結構あり、読み応えがある、どんどん引き込まれる、泣けるなどの声が多いです。CGも背景はかなり綺麗などの声が多いですね。

また、独特な西洋風ファンタジーの世界観や、多くのキャラが格好良いなどの声が多く、このあたりの評価も高いです。

■こんなところがダメ■

ラストが微妙や、ラスト以外が微妙などの声が多少ありますが、多くの方が高評価しているので、まあ人それぞれの感じ方だと思います。個人的には思うところが全然無いわけではないですが、概ね不満はないです。よくできてました。

他には、人気キャラのメルトやシスティナが攻略できないなどの不満は結構ありました。個人的に、おまけがあるんだからHシーンぐらいあればよかったのにとは思います。

■血なまぐさいシーン■

戦ったりも結構するので、燃えゲー要素や、多少血なまぐさいシーンもあります。まあ特にグロイ感じとかではなく、よくある感じの画面に血が飛んでくるやつとかが多少あります。

まあそこまで気にする必要はないですが、一応そういう表現もあるので、全然ダメだという方は避けたほうがいいかもしれません。

■Hシーンに関して■

Hシーンに関しては、メインヒロインが4回(イレギュラーもあり)で、サブキャラでHシーンがあるのは、リリウムの娼婦の3人だけです。各ルートクリアすると、おまけでHシーンなどが解放されます。

■管理人の一言■

まずこれだけは言わせてください。オーガストさんごめんなさい。正直食わず嫌いしてました。

前にオーガストのほかの作品やったことがあるのですが、正直微妙で途中でやめた作品があり、オーガストの作品はもうやんないかななんて思ってたけど、ある日なんか気になったのでちょっとだけ体験版やってみようと思ってやってみたら、30分ぐらいでやめようと思っていたのに最初から面白くて、3時間ぐらい一気にやって体験版終了してました。

迷うことなく次に日に購入して、数日後にはクリアしてました。おかげで寝不足になりましたが、正直ずっと面白かったです。ここまで最初から最後まで安定して面白い作品もなかなかないので、あっという間にクリアしてしまいました。

ということで、このページに訪れたのも何かの縁ですので、まだプレイしてない方はとりあえず体験版だけでもやってみてください。まあ合う合わないはあるので体験版やればわかりますし、どんな作品かもある程度わかると思います。

ちなみに、PSVitaでも出てます。